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 菅義偉首相が就任して初めての所信表明演説が26日に行われた。国会でのやりとりを街頭で放映する活動に取り組む「国会パブリックビューイング」の代表、上西充子・法政大教授が衆院本会議場で傍聴した。

 この日は首相就任41日目。2000年以降に衆院選での信任を経ずに就任した首相は2~11日以内に演説を行ってきた。

 「新型コロナウイルス禍の厳しい状況の中で新首相がどのように国政運営していくかについて語る演説なのに遅かった。『2050年脱炭素社会の実現を目指すことを宣言いたします』という部分は力を込めていたが、全体的には棒読み。国会での第一声なので、与党にも野党にも聞かせ、見ている市民にも伝える姿勢が欲しかった」

 国会前ではこの日も日本学術会議が推薦した6人の学者を首相が任命しなかった問題に抗議する人が集まっていたが、首相は演説で学術会議問題に触れることはなかった。

 「あれだけ多くの人が異論を表明しているのに首相の意固地さが表れている。首相がどんな問題も的確に捉えることは不可能だ。日本社会が培ってきた知見に背を向けていては、国が間違った方向に進んでしまう」

 上西氏が演説で特に気になったのは、「縦割り」や「規制改革」の中身だ。

 「『縦割り』はある種の役割分…

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