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 新型コロナウイルスの影響で、ドラフト会議は様変わりして、今年は静かな開催となった。感染リスクを最小限に抑えるため、密状態の回避が最優先された。日本野球機構の井原敦事務局長は「初めての対応で、システムがうまく流れるか心配もあった。球団のみなさんに協力をいただき、一切のトラブルもなく無事に終了した」と語った。

 これまでは12球団の監督らが会場に集まり、各テーブルからパソコンで入力して指名していた。1位指名が重複して抽選になれば当該チームの監督らがステージ上でくじを引く。会場には約1千人のファンが入り、歓声とため息で盛り上がっていた。

 今年は東京都内のホテルの一部フロアを貸し切りにして、12球団それぞれに個室を用意。入室は6人までに制限し、マスク着用を義務づけた。抽選は、別に用意された部屋に代表者1人ずつが集まってくじを引いた。抽選部屋への入室の際も手指の消毒が義務づけられた。会場は無観客だが、かわりにオンラインで約1千人のファンが視聴した。

 指名される選手にも同様に感染予防策が講じられた。ロッテから1位指名された法大の鈴木昭汰投手ら、記者会見をオンラインで開いたケースもあった。

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