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 東日本大震災と少子化の影響で定員割れが続く宮城県南三陸町の志津川高が、生徒を全国募集する方針だ。早ければ2022年度の新入生から受け入れる。県教育委員会によると、実現すれば県立高としては初。町も「高校存続は町の未来と直結している」として準備を急ぐ。

 同校は町で唯一の高校。地域を支える人材を輩出してきたが生徒数は減り続け20年度は190人と10年前の半分以下に、入学者は定員120人に対し56人となった。町の推計では入学者は4年後53人になると見られ、統廃合がちらつく。

 しかし、町内から高校が失われると人口減が加速することから町は2年前、同校や中学校長らと協議会を立ち上げ協議を開始。今年3月、同校の存続に向けた「魅力化構想」をまとめ、県教委に提出した。

 「県外生徒の募集」はこの中の柱の一つ。同町には中学校が2校しかなく、人間関係が固定化しやすい。また進学実績から、町外の高校を選ぶ中学生が少なくない。このため、県外の生徒を呼び込んで新たな価値観に触れさせ、切磋琢磨(せっさたくま)を促すことにした。

 さらに、普通科を改組し、地域課題の解決を探る探究型コースと、難関大進学を目指す特進コースを置く。生徒の学力を支援するため、校内の公営塾もフル活用する。

町内家庭にホームステイ、被災地では大槌高が来年度から

 県外生の受け入れ目標は初年度…

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