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 26日にあったプロ野球のドラフト会議で、立命館大の栄枝(さかえだ)裕貴選手(22)が阪神タイガースに4位で指名された。記者会見を開き、「すごく熱気に包まれた甲子園で、熱いプレーを見せたいです」とプロ入りに向けた喜びを語った。また、育成枠でも京都府内から3人が指名された。

 「指名されないのではと思った。呼ばれて、すごくほっとしました」。栄枝選手は大学での記者会見でそう一言。本人いわく阪神は「12球団の中で一番ファンと選手が熱い球団」で、目標は梅野隆太郎捕手だ。「守備だけでなく打撃も期待される、バランスの取れたキャッチャーになりたい」と語った。

 高知高出身。二塁送球のタイムが1・8秒を切る強肩と正確な送球で関西の大学球界を代表する捕手として知られる。大学4年間の通算打率は3割超で、対戦相手は単独盗塁をほとんど仕掛けてこない。

 後藤昇監督(60)は「素直で真っすぐな性格がいいところ。自身の努力で高い評価をつかんだ。この努力で阪神でも活躍することを期待している」と喜んだ。

 会見を見守った父、和貴さん(49)は「おめでとうと言葉をかけた。プロという厳しい世界に息子は入る。頑張ってほしい」。

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 育成枠には、京都先端科学大の喜多隆介選手(22)が巨人に2位で、京都国際高の早(はや)真之介選手(18)がソフトバンクに4位で、同高の釣寿生(つりじゅい)選手(18)がオリックスに4位で、それぞれ指名を得た。

 京都国際高では、指名を受けた両選手が取材に応じた。早選手は「プロの世界に立てるという自覚がわいてきた」。左打ちの外野手で、1年からレギュラー入りし、今夏の府独自のブロック大会では本塁打を放った。釣選手は2年の春から正捕手。「これからスタート。一生懸命がんばりたい」と語った。二人は「別チームになるが、ライバルとして高め合いたい」と意気込んだ。同高は25日の近畿大会の準々決勝で神戸国際大付を破り4強入り。選抜に大きく近づいた。

 喜多選手は石川県の小松大谷高を卒業。強肩、好守備の捕手として活躍した。(吉村駿、紙谷あかり)

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