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 自衛隊と米軍は26日、コロナ禍以降で最大となる共同演習「キーン・ソード」を日本各地で始めた。四国沖では、事実上の空母化が予定される護衛艦「かが」の甲板に初めて米オスプレイが着艦する様子を報道陣に公開。日米安全保障条約の改定から60年が経ち、深まる日米の軍事的な一体化を印象づけた。

 この演習はおおむね2年ごとに実施され、今回は11月5日まで続く。コロナ禍以降で初の日米による大規模実動演習で、計約4万6千人が参加し、自衛隊は艦艇約20隻、航空機約170機を出す。

 陸海空の従来型の作戦に加え、軍事の新分野についても訓練する計画で、サイバー分野では、自衛隊のシステムがサイバー攻撃を受けた想定で対処を演習。初めての実施となる「宇宙状況監視」の訓練には、今年5月に発足した自衛隊初の専門部隊「宇宙作戦隊」が参加し、日米で宇宙空間に関するデータのスムーズな共有を図る。日本の脅威につながる動きが起きていないか警戒する方法などを確認するという。

 自衛隊最大の護衛艦で、戦闘機が発着艦できるよう改修予定の「かが」は四国沖で戦闘訓練を行う。26日には日米の現場トップ、山崎幸二・統合幕僚長と在日米軍のシュナイダー司令官が米軍のオスプレイで訪れ、隊員を激励。米オスプレイのかが着艦は初。甲板で共同記者会見があり、山崎統合幕僚長が「日米安保条約締結から60周年を迎えた年に、かつてないほど強固になった日米同盟の姿を内外に示すいい機会」と発言。シュナイダー司令官は日米現場トップがオスプレイに一緒に乗ったことを「相互運用」と表現し、「同じ能力が尖閣諸島を防衛するため部隊を輸送するのに使うことが可能で、今後あるかもしれない」と述べ、海洋進出を活発化させる中国への警戒感をにじませた。現場海域には、同演習に参加中の米原子力空母「ロナルド・レーガン」の姿もあった。

 軍事分野ではコロナ禍以降、国…

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