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 週明け26日の米ニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスの感染急拡大への警戒感から、主要企業でつくるダウ工業株平均が大幅に続落した。終値は前週末比650・19ドル(2・29%)安い2万7685・38ドル。取引時間中に下げ幅が900ドルを超す場面もあった。

 米国では中西部などで新型コロナが再び猛威を振るっており、1日あたりの新規感染者は前週末に初めて8万人を超えた。欧州での感染拡大の勢いも止まらない。持ち直しつつあった経済活動に、再び悪影響が及びかねないとの見方から、幅広い銘柄が売られた。

 市場が期待する追加の新型コロナ対策をめぐっては、米ホワイトハウスと議会与野党の協議が難航。11月3日の米大統領選前の合意への期待も薄らいだ。対策が遅れれば、米経済の回復が腰折れするリスクが高まる。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も大幅下落。前週末比189・34ポイント(1・64%)低い1万1358・94で取引を終えた。(ニューヨーク=江渕崇)