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 加藤勝信官房長官は27日の閣議後会見で、日本学術会議の会員が「結果的に一部の大学に偏っている」とする菅義偉首相の26日の発言について問われ、「所属先にとらわれず、広い視野に立ってバランスの取れた形で行われていくことを総理が示されたと思う」と述べた。

 1日付で任命された会員99人の所属先では、東大が最多。任命除外された6人の推薦者にも東大の人がいる。首相の発言は「こうしたことを念頭においているのか」と問われたが、加藤氏は「個々の人選について総理が申し上げているのではない」と話した。

 菅首相は26日夜のNHKの報道番組で、同会議の現会員が後任を推薦できるとする仕組みに懐疑的な考えを示し、「結果的に一部の大学に(会員が)偏っている」と主張。民間人や若手、地方大学の出身者らを例示し、「満遍なく(会員を)選んで欲しい。やはり改革をする必要があると思う」と述べていた。