ワシントン=香取啓介
米連邦議会上院(定数100)は26日、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名した保守派のエイミー・バレット高裁判事(48)の就任を、賛成52、反対48の賛成多数で承認した。大統領選・議員選を約1週間後に控えた異例の駆け込み承認で、その是非は選挙でも主要な争点となる。また、最高裁の判断が長期にわたって保守化することが決定的になった。
バレット氏は承認直後、ホワイトハウスでトランプ氏とともに宣誓式に臨んだ。トランプ氏から「深い知識、すばらしい安定、高遠な知性」を称賛されたバレット氏は、「政治機構や自らの好みから独立して職責を果たす」と述べた。
ただ、承認を通じて党派色は鮮明だった。人事案の採決で53議席を占める与党・共和党は1人を除いて賛成し、野党・民主党は47人全員(無所属2人を含む)が反対。米メディアによると、最高裁判事が超党派の賛同を得られずに承認されたのは1869年以来だ。
背景には、バレット氏の就任に…
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朝日新聞国際報道部