筒井次郎
不安や緊張から学校など特定の場面で話せなくなる不安症「場面緘黙(かんもく)」。そんな症状のある滋賀県近江八幡市の養護学校中学部1年、杉之原みずきさん(13)は、人気のパティシエだ。登校が困難になった小学生の時、スマートフォンを手にしたのが始まりだった。今年、自宅近くに小さなケーキ店をオープン。「みんなを笑顔にしたい」と腕を振るっている。
住宅地の一角に、そのお店はある。
三角屋根の白い建物。《みいちゃんのお菓子工房》は、みずきさんの愛称のついたケーキ店だ。
ショーケース前の来客エリアは1組分。そんな小さな店だが、月2回の開店日には行列ができる。
お芋のモンブラン、マロンのチ…
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