高橋豪
平安時代に貨幣の鋳造所があった国史跡「周防鋳銭司(すおうのじゅぜんじ)跡」(山口市)で、平安初期の銅銭「承和昌宝(じょうわしょうほう)」の鋳造に失敗した「鋳損(いそん)じ銭」が見つかった。山口市教育委員会が27日発表した。承和昌宝の鋳損じ銭が出土したのは全国初という。
周防鋳銭司は官営の鋳造所。「和同開珎」など皇朝十二銭と呼ばれる12種類の貨幣のうち、8種類が造られていたとされる。
市教委によると、承和昌宝は835~848年に鋳造されていた。続(しょく)日本後紀に、周防鋳銭司で造られていたと記述があったが、これまで見つかっていなかった。
今回の鋳損じ銭は、市と山口大…
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