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 県内で養殖されたブリやカンパチを使った料理選手権「高校生シェフグランプリ決定戦!」が初開催される。コロナ禍の影響で消費が低迷する県産の魚をPRしようと、県漁業協同組合連合会(県漁連)が主催。県内の高校生を対象に、11月3日まで参加者を募っている。集まったレシピは冊子にまとめて配布し、消費促進につなげる考えだ。

 「子どもも喜ぶ時短料理」をテーマに、県産のブリやカンパチを使って30分以内にできる料理のレシピを書いた応募用紙を提出すれば参加できる。料理の種類は問わない。

 レシピは、県内のイタリアンやフレンチなどのレストランでそれぞれ腕をふるう4人の料理人が審査。選ばれた高校生8人は11月21日、この料理人たちから直接指導が受けられる「ブラッシュアップ研修」に参加し、12月19日に鹿児島市中央卸売市場魚類市場で予定される決勝大会に挑む。決勝では実際に調理し、鹿児島サンロイヤルホテル(同市)の浜田伸一料理長ら6人の料理人による実食で、グランプリと準グランプリ、審査員特別賞の入賞者3人を決める。

 入賞すると、一流シェフによるフルコース料理や漁業体験などが楽しめる「ブルーツーリズム」に招待される。参加者から集まったレシピは本にまとめ、県内の飲食店などに配布。来店客に持ち帰ってもらい、家庭での料理などに活用してもらう計画という。

 鹿児島は国内有数の養殖のブリやカンパチの産地だが、今年はコロナ禍の影響で出荷量や価格が低迷している。県水産振興課によると、4~5月のカンパチの出荷量は前年の同時期の3~5割程度。一時回復したが、8~9月には再び4割ほどに落ちた。出荷価格も前年比でブリは170円、カンパチも350円ほど下がっているという。

 県漁連の担当者は「イベントをきっかけに、若い人に県産の魚に関心を持ってほしい」と話す。詳細や応募用紙は、公式ホームページ(https://kg-sakana-chef.com/別ウインドウで開きます)で。(小瀬康太郎)

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