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 新型コロナウイルスの影響で収入が減った個人事業主や中小企業を支援する「持続化給付金」をだまし取ったとして、警視庁は27日、男女4人を詐欺容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。

 逮捕されたのは、無職山本武彦容疑者(45)と妻(44)=いずれも愛知県一宮市=、無職生田瑞貴(36)=松山市=、飲食店経営帯金(おびがね)悠介(37)=東京都新宿区=の4容疑者。

 逮捕容疑は5月下旬、共謀して、帯金容疑者をコロナ禍で売り上げが激減した個人事業主のように装い、中小企業庁に給付金を申請。100万円を詐取したというもの。山本容疑者がウェブ上で申請したという。

 これまでの調べで、4人は約100人分、計約1億円の虚偽申請をした可能性があるという。申請者の多くは大阪府と愛媛県の人で、4人との関連を調べている。

 山本、生田、帯金の3容疑者は、同様の手口で給付金をだまし取ったとして、詐欺容疑で9月29日に逮捕されていた。

 持続化給付金は、コロナ禍の企業の倒産を防ぐため5月から支給が始まった。フリーランスを含む個人事業主や中小企業、医療法人などが対象。1月以降、売り上げが前年同月の半額以下の月があれば、最大で個人事業主に100万円、中小企業などに200万円が給付される。