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 規模の小さな自治体は存続が危ぶまれる状況に陥っている。

 9月下旬、奈良県の吉野川源流部に位置する山に囲まれた川上村。小さな集落で夫と暮らす70代女性は、長年住み慣れた土地をいずれ離れる決意を口にした。「ここに一生おりたいけど、迷惑やろうし。介護が必要になったら村外の子どものところにいく」。この集落には20軒の民家があるが、人が住んでいるのは8軒だけ。女性は「隣近所は、みんないなくなった」とつぶやいた。

454集落が「10年以内に消滅」

 民間研究機関「日本創成会議」が2014年に公表した「消滅可能性都市」で、川上村は40年時点の若年女性(20~39歳)の減少率が89・0%で全国2位。若年女性の数は最少の8人になると試算された。

「人口減は克服すべき課題だったが、もはやそれを前提に地方自治を考えなければならない時代に入った」と専門家は指摘します。存続が危ぶまれる自治体の事例を取材し、あるべき形を考えます。

 危機感を持った村は、高校進学…

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