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 食や運動の習慣について、4人に1人は関心はあるものの改善するつもりはない――。そんな調査結果を厚生労働省が27日、公表した。働き盛りの世代では、仕事などで忙しく時間を割けないことが背景にあるとみられる。

 昨年11月に行った「国民健康・栄養調査」の結果。全国の20歳以上の男女約5600人が回答した。食習慣の改善について「関心はあるが改善するつもりはない」と答えた人の割合は男性が24・6%、女性は25・0%だった。

 健康な食習慣を妨げる理由として「仕事や家事・育児が忙しくて時間がない」と答えた人は、男性の20~50代で約30~50%、女性は20~50代で約40~50%を占めた。この年代の男女の約20%は週2~3回、持ち帰りの弁当や総菜を利用していると答えた。厚労省の担当者は「厚労省としても働き盛りの人たちへの対策を工夫する必要がある」と話す。

 運動習慣は、「関心はあるが改善するつもりはない」と答えた人の割合が、男性は23・9%、女性は26・3%だった。

 喫煙について「毎日吸っている」「時々吸う日がある」と答えたのは、男性で27・1%、女性は7・6%。前年に比べ、男性は1・9ポイント、女性は0・5ポイント減った。自分以外の人が吸ったたばこの煙を吸う機会は、飲食店が29・6%と最も多かった。ただ、前年と比較すると7・3ポイント減っていた。(富田洸平)