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 日本学術会議のあり方について、井上信治・科学技術担当相が28日朝、河野太郎行政改革相と会談し、自らも学術会議の会員らから意見を聞き取り、様々な問題提起をしながら課題を整理していく考えを明らかにした。

 井上氏は先週、学術会議の梶田隆章会長との会談の際、提言機能や情報発信力、会員の選考方法などについて学術会議が自ら検証することを要請し、年内に梶田会長が報告することで合意した。井上氏は28日、「より良い日本学術会議の在り方の検討について」と題する方針を発表。学術会議が本来の機能を十分果たせているか、11月以降に若手や女性、地方在住など幅広く会員から意見を聞き取るとした。

 井上氏は会談後、学術会議の検証については「尊重したい」と報道陣に述べた。事務局の定員や予算の観点から学術会議の見直しを進める河野氏とは「緊密に連携しましょう、という話をした」という。(石倉徹也