拡大する写真・図版子羊やウサギなどを使い、18世紀の貴族が味わったレシピを再現した=日本テレマン協会提供

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 貴族になった気分で音楽と料理を同時に楽しもう――。日本テレマン協会(大阪市北区)は11月、「18世紀貴族の晩餐(ばんさん)会~日本初の『食べながら聴ける』本格コンサート」を開く。

 指揮者で、オーボエ奏者の延原武春が企画。ニューオーサカホテル心斎橋(同市中央区)を会場に、ドイツ・バロックの代表的な作曲家テレマンが1733年に発表した器楽曲集「食卓の音楽」全3巻18曲を1夜1巻ずつ演奏する。延原による曲の解説もある。

 料理はキノコのラグーを詰めたパイ、スープを添えた子羊、ウサギや鶏など全4皿7品。ドイツから文献を取り寄せて当時のレシピを忠実に再現した。

拡大する写真・図版料理の一品。キノコのラグーを詰めたパイ(右)と鶏のロースト=日本テレマン協会提供

 食卓の音楽は、バロック時代の貴族が食事をする際に演奏されたもの。中でもテレマンの曲は、完成度の高さから当時の欧州一帯で話題となり、現代でも「バロック音楽の百科全書」とたたえられる。延原は「当時のヒットナンバーとともに、ヨーロッパの雰囲気を楽しんで」と話している。

 11月6、13、20日の3夜。12月にも、クラシックやジャズとともにテーマに沿った料理を楽しむ演奏会を予定している。いずれも午後6時開演。定員50人、1万2千円(飲み物代別)。問い合わせは「ニューオーサカホテル心斎橋 倶楽部メランテ」(06・6121・5557)。(富岡万葉)