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 11月3日の米大統領選と同時に行われる連邦議会選では、上院選(定数100)の結果が最大の焦点だ。現在は民主党が複数の州で優勢に立っており、6年ぶりに過半数を奪還する可能性が高まっている。過半数を占めた場合、同党のバイデン前副大統領が当選すれば様々な法案や改革を進めるとみられ、共和党のトランプ米大統領が再選した場合も、大きなチェック役となる。

 米国では法案成立には、上下両院で可決する必要があるが、上院は大統領指名人事の承認権や条約批准同意権もあり、権限が大きい。議員は各州から2人ずつ選ばれ、現在は共和党が53議席、民主党が47議席(無所属を含む)を占める。議員の任期は6年間で、2年ごとに3分の1ずつ改選される。今回の選挙では、共和党23議席、民主党12議席の計35議席が改選対象で、民主党が過半数を得るためには、4議席を上積みして16議席獲得することが必要だ。

 2014年は共和党が上院選で圧勝し、過半数を獲得した。しかし、それだけに今回は守らなければならない議席が多い。選挙分析が専門の「クック・ポリティカル・リポート」によると、共和党が占める議席のうち、アリゾナ州とコロラド州では民主党が優勢となっている。

 アリゾナ州は長年にわたって共和党が強かったが、近年は民主党が支持を伸ばしており、18年の上院選では民主党候補が1988年以来の当選を果たした。今回も、多くの世論調査では民主党の元宇宙飛行士マーク・ケリー氏が、共和党のマーサ・マクサリー氏をリードしている。近年は民主党が強いコロラド州でも、共和党のコーリー・ガードナー氏が前州知事のジョン・ヒッケンルーパー氏に差をつけられている。

 また、現在は共和党が占める議席のうち、ジョージア州(補選を含めて2議席)、アイオワ州、メーン州、モンタナ州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州では、どちらの候補が勝ってもおかしくない接戦という。

 これらの州でも、共和党候補が…

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