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 JR四国の西牧世博社長は28日の定例会見で、来年3月のダイヤ改定に向けて最終列車の繰り上げなどさらなる減便を検討していることを明らかにした。新型コロナウイルスの影響が続き、利用客の回復が見込めないためという。

 西牧社長の説明によると、深夜便の利用客は以前から減少傾向にあったが、コロナ禍で夜遅くまでの外食を控える動きが続いていることもあり、利用減に拍車がかかっているという。

 現在、予讃、土讃、高徳、徳島、牟岐各線の最終列車が運休しているが、ダイヤ改定ではそのまま減便される可能性が高い。

 山陽新幹線の最終ののぞみに岡山駅で接続しているマリンライナーの下り最終便についても、西牧社長は「新幹線がなくなれば、走らせる意味がない」と話し、減便の可能性に言及した。「日中の列車も利用者がかなり減っている。特急を含め、全般的な見直しをしている」とも述べた。

 JR四国は午後11時台以降に発車する列車や日中の普通列車、予讃線の特急しおかぜと土讃線の特急南風を除く特急などの減便を検討しているという。12月中旬ごろに詳しい内容を明らかにするとしている。(福家司)

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