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 飯塚市立筑穂中学校の吹奏楽部が日本管楽合奏コンテスト全国大会(日本音楽教育文化振興会主催)に初めて出場する。新型コロナウイルス対策で動画による審査になるため、23日に地元の嘉穂劇場で演奏を収録した。審査結果は11月23日に公表される。

 コンテストは26回目で、小中高校7部門に計216団体が出場する。筑穂中は3~15人の小規模メンバーで競う中学校S部門で、予選審査(録音審査)を経て初出場を決めた。全国大会には18団体が出る。

 筑穂中は、コンテストへの応募自体が初めて。吹奏楽部顧問の堤千江子教諭(39)は「今年はコロナ禍で音楽関係のイベントの中止や延期が相次いだ。どうしても生徒たちの出番をつくりたかった」と話す。応募しやすい動画審査ということも後押ししたという。

 撮影は地元の嘉穂劇場で、コンサートなどの収録を格安でできる「夢舞台プロジェクト」を活用。1~3年生の13人がエントリー曲「東北地方の民謡によるコラージュ」を演奏。保護者らが静かに見守り、終わると大きな拍手が湧いた。ほかにもアルトサックスやパーカッションなどを受け持つ12人がソロ演奏を披露した。DVDに収め、関係者に配るという。

 トランペットを担当する3年生部員の浅尾理花さん(15)は「コロナで臨時休校になったときは遠賀川で一人で練習していた」という。「休校が明けると土日も練習があって大変だったけど、仲間がいたから楽しかったし、がんばれた」と話し、一緒に演奏できる喜びをかみしめていた。(徳山徹)

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