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 来春予定の千葉県知事選を巡り、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会長の森喜朗元首相が28日、自民党県連幹部と面会し、前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(53)の擁立に反対する考えを伝えた。鈴木氏はいったんは立候補の意思を県連幹部に伝えていたが、自身の後見人とされる森氏の反対により、一転して出馬は困難な状況になった。

 森氏は政界、スポーツ界に大きな影響力を持つ。県連幹部によると、森氏は県連会長の渡辺博道衆院議員らと会い、反対の考えを示した。理由について森氏は、県連の一部に鈴木氏擁立への異論があり、鈴木氏が対立に巻き込まれることを懸念する考えを話したという。

 鈴木氏は先週末、渡辺氏と面会し、立候補の意思を伝えていた。県連は30日に国会議員団会議を開き、鈴木氏擁立で一本化する方針だった。知事選には、千葉市の熊谷俊人市長(42)が立候補の意向を固めていて、2日にも会見で表明する予定だ。森田健作知事(70)は進退を明かしていない。