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 関西空港など3空港を運営する関西エアポートが、貨物便と国内線頼みの経営になりつつある。コロナ禍でインバウンド(訪日外国人)の入国再開が見通せないなか、運航を続けている貨物便は安定収入につながるためだ。国内線も設備を拡充し、政府の観光支援策を追い風にした旅客需要の取り込みに力を入れる。

拡大する写真・図版独ルフトハンザカーゴの新機体に積み込まれる貨物=28日、関西空港、同社提供

拡大する写真・図版独ルフトハンザカーゴの新貨物便=28日、関西空港、同社提供

 28日午前5時の関西空港。独ルフトハンザカーゴの貨物便の新型機「ボーイング777F」がほぼ満杯の荷物を積んでフランクフルトに向けて飛び立った。積載量は従来比25%増の最大約100トン。半導体製造装置などの大型の荷物を入れられるように、貨物スペースのドアの高さを従来機より約50センチ高く改良した。燃費性能が向上したことで中継地での給油が必要なくなり、欧州直行で運航時間が短縮できるという。

 独ルフトハンザが関空―ミュンヘンに週7往復運航していた旅客便はコロナ禍で運休が続く一方、貨物便は繁忙期の11~12月の運航便数を週2往復から週3往復に増やす。同社によると、関空から欧州への輸出は半導体や自動車部品、輸入は医薬品や水産物が多く、安定した貨物量が見込める。旅客便にはふだん貨物も積んでいるが、その欠航が相次ぎ、運送業者からの引き合いも増えているという。

 これらを背景に同社は今夏、新…

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