聞き手 東亜日報・李憲宰
2年前の平昌五輪で日韓のスピードスケート選手が体を寄せ合い、互いをたたえる姿が話題となった。昨年に現役引退した「氷速女王」李相花(イサンファ)さん(31)は、ライバルでもあった日本の小平奈緒選手(34)と国境を越えた友情を築いてきた日々を振り返った。
――小平奈緒選手と初めて会ったのはいつですか。
中学生の時でした。毎年韓国と日本で交互に親善試合をしていました。彼女から話しかけてきたんです。「親善試合の時、会ったけど覚えてる?」って。うっすら覚えていて、その時から親しくなりました。
拡大する平昌五輪で女子500メートルを制した小平奈緒(右)は2位の李相花と抱き合った=2018年2月18日、江陵オーバル、細川卓撮影
――年齢が違う2人ですがどう呼び合っていますか。
私は「ナオ」と呼び、ナオは「サンファ」と呼びます。ナオは「『センパイ』と呼んで」と言ったけど、私はナオと呼びました。ナオは私をとてもかわいがってくれました。
――互いに応援し合うセレモニーがあるのですか。
いつも2人で静かにハイタッチ…
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