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 インド洋の島国スリランカを米国と中国の高官が相次いで訪れ、影響力の拡大を競い合っている。スリランカ沖合は世界のコンテナ船の約半分が通る要衝だ。米国のポンペオ国務長官は28日、最大都市コロンボでゴタバヤ・ラジャパクサ大統領と会談し、スリランカの過度な中国傾斜にくぎを刺した。

 「中国は陸でも海でも、主権を侵害し、法を犯す略奪者だ。米国はスリランカの友人やパートナーとして来ている」。スリランカを訪問したポンペオ氏は同日の記者会見で中国を強く批判した。中国は「一帯一路」の一環として、スリランカに多額の投資をしており、米国や隣国インドは警戒を強めている。

 今月9日には、中国外交トップの楊潔篪(ヤンチエチー)共産党政治局員がスリランカを訪問。中国から農村部の医療や教育などに当てられる約9千万ドル(約94億円)の援助が決まった。これを受け、米国務省高官が「米国による透明性の高い持続可能な発展をとるか、それとも不透明で差別的な方法をとるか。スリランカ政府は経済的な独立を守るために、難しいが必要な選択をしなければならない」と牽制(けんせい)した。

 一方、在スリランカの中国大使…

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