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 韓国の財閥などから多額の賄賂を受け取ったとして、収賄などの罪に問われた元大統領、李明博(イミョンバク)被告(78)の上告審で、韓国大法院(最高裁)は29日、控訴審判決を支持し、李被告と検察双方の上告を棄却した。李被告に対する懲役17年、罰金130億ウォン(約12億円)、追徴金約57億8千万ウォンの実刑判決が確定した。

 判決によると、李被告は、自身の自動車部品会社を秘密資金づくりに利用し、約252億ウォンを横領。また、同社の米国での訴訟費用を韓国最大の財閥サムスングループに負担させるなど、計約94億ウォンの賄賂を得た。

 李被告は無罪を訴えたが、一審、二審ともに実刑判決を受け、上告していた。保釈中の李被告は、この日の公判を欠席した。実刑が確定したことから収監されるとみられる。(ソウル=鈴木拓也)