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 中国共産党が2022年の次期党大会で「党主席制」を復活させ、習近平(シーチンピン)国家主席が就任する見通しだと27日、シンガポールの有力紙ストレーツ・タイムズが伝えた。開会中の第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)で地ならしが進む可能性があるとした。

 2人の中国指導部関係筋の話として伝えた。党主席のポストは、かつて党の最高位として毛沢東らが務めた。過度な権力集中が引き起こした文化大革命の反省などから1982年に廃止され、現在は総書記を中心とする「集団指導体制」を掲げている。

 同紙は1~3人の党副主席も復活させ、党最高指導部の政治局常務委員が現行の7人から3~5人に減る見通しだとも伝えた。こうした変更で「習氏への権力集中がさらに進む」としている。

 中国共産党は文化大革命の終結後、鄧小平のリーダーシップの下で改革開放政策を進めると同時に、権力集中の弊害を避けるため指導体制の変更を実施。最高指導部の合議を原則とする集団指導体制を導入したが、近年は「意思決定のスピードが鈍り、大胆な政策が打てない弊害がある」(党関係者)などとの指摘が出ている。共産党は2016年に習氏を「党の核心」に位置づけ、その後も習氏への権力集中や習氏の長期政権につながる動きを強めている。(北京=冨名腰隆)

習氏の後継候補は…

 党指導部が入れ替わる次の党大…

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