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 新型コロナウイルスの影響で、10月11~15日にオンラインで開催された国際シンポジウム「朝日地球会議2020」(朝日新聞社主催)。コロナ危機と文化や循環型経済などについて討論した様子を、アーカイブ動画とともにお届けします。

 世界の人口増加と地球環境への負荷の増大が、経済システムのパラダイム転換を迫っている。世界が目指すのは、使う天然資源を減らし、同時に廃棄物もなくしていく「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」だ。どう実現していくのか議論した。

 セッションの冒頭、コーディネーターを務めるキャスターの国谷裕子さんが「私たち人類は今、分岐点に立っている」と切り出した。大量生産、大量消費、大量廃棄を続けてきたことで、今の豊かさを手に入れてきた。だが、それを続ければ地球の持続可能性が失われていくと指摘。「地球の回復力の範囲で経済効果を見つけていく、新しい経済システムが必要だ。私たちは変革を求めていかなければならない」と問題提起し、討論に入った。

 「川や浜辺のあちこちに散らばるプラスチックごみを見て、何か行動しなくてはと思った」

 こう切り出したのは、故郷のインドネシア・バリ島からオンラインで参加したメラティ・ワイゼンさん。12歳で妹とNGO「Bye Bye Plastic Bags」を立ち上げ、浜辺の掃除やSNSでの発信などを通じてプラごみ問題を社会に訴え続けた。その運動が広がり、使い捨てプラスチックの袋やストローの使用が2019年、バリ島で禁止された。

討論の全編を収録した動画を、記事の後半でご覧いただけます。

 国谷さんが「大人が作ったルー…

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