【動画】外交官・杉原千畝にちなみ、千畝の出身地とされる岐阜県八百津町の小学校で学習発表会があった=高木文子撮影
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 リトアニアで「命のビザ」を発給した外交官・杉原千畝にちなみ、千畝の出身地とされる岐阜県八百津町の八百津小学校で29日、学習発表会があった。リトアニア産のドライフルーツを使った焼き菓子も味わった。

 同校は4年前から児童が千畝の時代にタイムスリップする劇を演じている。

 この経験をもとに、今年は6年生18人が7グループに分かれ、千畝の生い立ちや世界大戦、ナチス・ドイツ、ユダヤ人への迫害などのテーマを決め、資料や写真を使って5年生25人に説明した。

 小嶋未桜さん(6年)は、ユダヤ人への迫害について調べる中で、近年もミャンマーの少数派イスラム教徒ロヒンギャに関わる問題があると知った。「迫害の問題は今も続いている。悲しいことが解決されていない」と話した。

 今年は千畝の生誕120年、ビザ発給から80年になる。それを記念して、県商工会議所連合会はリトアニア産のドライフルーツを使ったパンと焼き菓子を販売。町内の全7小中学校の子どもや職員らに焼き菓子を寄贈していて、この日も子どもたちにふるまった。(高木文子)

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