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 宇都宮大学の次期学長に池田宰(つかさ)・副学長が選ばれた。28日にあった学長選考会議で決まった。任期は来年4月から4年間。池田氏は「地域とともに学生の未来をつくり、学生とともに地域の未来をつくる」と抱負を語った。

 石田朋靖学長は来年3月末で任期満了となる。学長の選考は今回から方法が変わり、教員の投票による意向調査がなくなった。各学部の評議員ら学内6人、経済界代表ら学外5人の計11人の委員による非公開の学長選考会議で選考した。面接などを経て推薦のあった3人から決めた。

 次期学長は文部科学相の任命を受けて正式に就任する。第22代学長になる池田氏は石川県出身。東大工学部を卒業し、東工大助手、広島大助教授などを経て、2002年から宇大工学部教授。15年から理事・副学長を務めている。専門は生物有機化学。

 記者会見に臨んだ池田氏は「県唯一の国立大学法人として、地域の知の拠点・中核となるべく新たな道を開いていく」と語った。

 選考の過程では公開での所信表明もあった。池田氏選考の理由について、選考会議は「明確なビジョンと強いリーダーシップ、グローバル化とイノベーションの創出を推進する実行力を有する者であると判断した」などと説明した。(津布楽洋一)

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