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 新型コロナウイルス禍で迎える今年のハロウィーン。31日は土曜で例年なら仮装した人たちでにぎわうイベントに最適だが、各地で自粛モードになっている。香川県内でも、菓子店や子育て施設が「おうちで楽しもう」と呼びかけ、品ぞろえの充実に力を入れたり、関連グッズの無料配布に取り組んだりしている。

 高松市中心部の丸亀町商店街で開かれる恒例イベント「丸亀町ハッピーハロウィン」。主催の高松丸亀町商店街振興組合は今年の開催中止を決めている。例年は仮装した子どもとその保護者ら約4千~5千人が参加してにぎわうため、「3密」を回避できないと判断したという。

 そうした中、この商店街など市内に店舗がある菓子店「ルーヴ」では、「おうちでハロウィン」をテーマに、カボチャや黒猫をモチーフにしたケーキや、おばけに見立てたお菓子を31日まで販売する。ホームパーティーの需要を見込み、商品の種類を増やし、「SNS映え」するデザインを意識したという。

 高松市や坂出市で子育て広場を運営する「NPO法人わははネット」では、ハロウィーン用の工作キットを無料で配布している。ポリ袋やストローを使っておばけなどが作れる。

 広場の一つ「わはは・ひろば高松」では、昨年は子どもやその保護者が集まってパーティーをしたが、今年は中止に。スタッフの鏡原知子さん(42)は「外出をまだ制限している方もいると思うが、自宅でハロウィーンを楽しんでもらえたら」と話す。

 一方で、屋外で感染予防に取り組みながら、ハロウィーンを味わえる場所もある。

 高松市の高松ライオン通商店街では、子どもたちが仮装して歩くイベントを中止したが、商店街の一角にカボチャなどの飾りつけをしたフォトスポットを設けた。丸亀市のテーマパーク「NEWレオマワールド」では、観客同士の間隔を空けた上で31日にパレードや花火を実施する。(石川友恵)

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