サンフランシスコ=尾形聡彦
米上院の公聴会で28日、米ツイッターのジャック・ドーシー氏、フェイスブック(FB)のマーク・ザッカーバーグ氏、グーグルのスンダー・ピチャイ氏の3人の最高経営責任者(CEO)が証言した。本来のテーマは、ネット企業のコンテンツに関する保護規定の見直しの是非。だが、大統領選を前に、共和党議員が保守派の投稿が阻害されていると牽制(けんせい)するなど、政治色が濃い内容になった。
「一体誰が、あんたを選挙で選んだって言うんだ」
与党・共和党のテッド・クルーズ上院議員は、ツイッター社による保守派メディアの取り扱いが不当だとして、ドーシー氏に詰め寄った。同氏は「私たちはもっと信頼を得る必要がある。私たちの意図について、より説明責任を果たしていかないといけないことは分かっている」と答えた。
この日のテーマは、1996年制定の「通信品位法230条」について。利用者が投稿するコンテンツについて、ネット企業の責任を幅広く免除してきたもので、米当局や議会で見直しの検討が進んでいる。だが、3トップは「人々の表現の自由を促進している」(ザッカーバーグ氏)などとその重要性を強調した。
クルーズ議員が冒頭に問題にし…
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。
残り:705文字/全文:1192文字
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部