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 厚生労働省が30日に発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月より0・01ポイント低い1・03倍で、9カ月連続で悪化した。新型コロナウイルスの影響で、雇用への打撃が続いている。

 就業地別でみると、17都道府県で1倍を切った。17都道府県で1倍未満となったのは2014年1月以来、6年8カ月ぶり。最も低かったのは沖縄県の0・71倍、最も高かったのは福井県の1・52倍だった。東京都は0・89倍で、2012年11月以来の低さだった。

 新規求人は前年同月比17・3%減で、9カ月連続のマイナスだった。建設業は同5・9%増だったが、生活関連サービス・娯楽業が同32・9%、宿泊・飲食サービス業が同32・2%、それぞれ減少した。

 また総務省が30日に発表した9月の完全失業率(季節調整値)は3・0%で、前月と同じだった。完全失業率が3%台なのは2カ月連続。9月の完全失業者は206万人で、前月に比べて1万人増えた。(岡林佐和)