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 大阪府警の単身寮(大阪市東淀川区)の女性専用フロアで、留守の部屋に忍び込んだり、ベランダから室内をのぞいたりしたとして、府警は、同じ寮の住人で第1機動隊に所属する20代の男性巡査を住居侵入と軽犯罪法違反の疑いで書類送検した。巡査は容疑を認め、減給6カ月の懲戒処分を受けて依願退職した。いずれも28日付。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、巡査は今月8日午前0時半ごろ、9階建ての寮の女性専用フロアに立ち入り、無施錠だった部屋に侵入。さらにベランダから手すりなどを伝って隣室のベランダに移動し、室内にいた女性警察官の様子を窓越しにのぞいた疑いが持たれている。

 巡査の姿に気付いた女性警察官が「誰ですか」と大声を出し、110番通報。巡査は侵入経路を戻る形で逃げたが、駆けつけた東淀川署員が寮内で見つけ、府警がその後、任意で事情を聴いていた。巡査は酒に酔っていたという。府警の聴取に「(女性警察官に)怖い思いをさせ、申し訳なかった」と話したという。

 府警監察室の宮崎亘室長は「誠に遺憾。事実関係に即して厳正に処分した」とコメントした。