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 鹿児島県・種子島の沖合に浮かぶ馬毛島(西之表市)の自衛隊基地整備計画を巡り、地元の種子島漁協が揺れている。防衛省は今月、組合員向けに、整備に向けた周辺海域でのボーリング調査を11月に始める意向などを説明。関係する組合員の投票の結果、調査に賛成意見が多数となったが、漁への影響は不明として基地に強く反対する声も上がっている。

 説明会は20日に西之表市内の市民会館で2回開かれ、西之表と住吉の2地区の漁協の組合員ら計75人が参加した。冒頭以外は非公開だった。

 出席した組合員によると、馬毛島東岸での港湾施設の計画策定に向けたボーリング調査について、防衛省側から主に説明があった。水の濁りの拡散を防ぎながら、海底の土砂を採取する工法で、漁への影響があれば事後に補償を検討するという内容だったという。説明会後、住吉地区の男性(67)は「漁に大きな被害はなさそうだし、補償も約束された」と調査に賛成する考えを示した。

 一方、島でトコブシ漁を営む組合員の男性(79)は「『軍港』ができると漁場の7割がつぶれる」とみる。港湾施設以外の島周辺の海には立ち入ることができるのか、その漁場への影響はどうか。この日の説明では「肝心な点がわからなかった」と漏らした。

 説明会で同省は、環境影響評価…

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