【動画】踊るトランプ氏。熱狂する支持者。選挙集会を記者が訪ねた=青山直篤撮影
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 11月3日の米大統領選が目前に迫り、選挙活動が最終盤を迎えている。共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領は29日、ともにフロリダ州タンパで集会を開催。開き方も、有権者へのメッセージも対照的だった。

 先に集会を開いたのは、トランプ氏。フットボールスタジアム脇の駐車場につくられた屋外の特設会場には、「米国を再び偉大に」のスローガンが入った赤い帽子をかぶった1万人を超える支持者が集結した。ロイター通信によると、この日は米国で過去最多となる、約9万1千人の新型コロナウイルス感染者が確認されたが、集会の参加者でマスクを着けているのは3割ほどだ。

 同じ赤い帽子をかぶって登壇したトランプ氏は、この日発表された7~9月期の実質国内総生産(GDP)が年率換算で前期比33・1%増と急回復したことについて「誰も見たことがない数字だ」と胸を張り、新型コロナからの回復を強調。欧州で再び外出制限が広がることについては「ロックダウンはウイルスを止められなかった。生み出したのは悲惨さ、貧困、苦しみ、そして死だ」「我々は決してロックダウンはしない」と訴えた。演説を聴いたクリスティーナ・レイクさん(58)は「ほかの候補はひどいことばかり言うが、トランプ氏は希望をくれる」と喜んだ。

 その約5時間後に開かれた、バイデン氏の集会は、参加者が車に乗ったまま演説を聴く「ドライブイン方式」。入場したのも、原則として招待された人のみだった。バイデン氏は激しい夕立の中、「トランプ氏はついさっき、多数の感染者を出すようなイベントをまた開いた」と批判。また、政府の専門家が「マスクをするだけで、年末までに10万人の米国人の命を救うことができる」と提言していることを紹介し、「私は経済も国も閉じ込めない。ウイルスを閉じ込める」と訴えた。

 会場の外では、両候補の支持者…

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