[PR]

 瀬戸内海の男木(おぎ)島(高松市)にある防波堤灯台が改修作業を終え、島にある唯一の小学校、市立男木小学校の児童が揮毫(きごう)した記念額が灯台に設置された。高松海上保安部は30日、これまで使っていた記念額と感謝状を小学校に贈呈した。

 灯台は島の南部に位置する「男木漁港一号防波堤灯台」。5年生の西川優花さん(11)が筆ペンで灯台の名称と、初点灯した「平成4年(1992年)12月」、そして自身の名前を書いた。西川さんの字を刻んだ縦15センチ、横25センチの金属製の記念額がつくられ、灯台に設置された。

 西川さんは、きれいな字が書けるとの理由から全校児童3人の中から選ばれた。書く文字にはまだ学校で習っていない漢字があったといい、3日間、先生に教えてもらいながら練習を重ねたという。西川さんは「書くときには緊張したけれど、いっぱい練習したおかげで上手に書けた。一生の宝物です」と笑顔で話した。

 男木漁港一号防波堤灯台は92年に建てられたが、老朽化で10月、改修工事が実施された。建設時から灯台に設置されていた記念額は、当時の市立男木中学校の生徒が揮毫した。

 島唯一の小学校と中学校は児童生徒数の減少などで休校と再開を繰り返した。2014年4月から再開している。(長妻昭明)

関連ニュース