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 防衛省南関東防衛局は30日、神奈川県内の米軍基地に米軍輸送機オスプレイが飛来した際の県への情報提供が今後はできなくなると、県に伝えた。県は「引き続き安全対策の徹底と情報提供を求めていく」としている。

 県基地対策課によると、2014年以降、オスプレイが米軍の厚木基地や横須賀基地に飛来する際は前後に防衛局から情報提供がされることがあり、県のホームページで公表してきた。防衛局によると、米軍側から「運用上の理由で従来のような情報提供は困難」などと説明があったという。

 県のホームページに掲載されている飛来情報によると、過去には年に100件近く離着陸の情報が寄せられたこともあったが、19年度は13件に減少。20年度に入ってからは1件も情報提供がないが、6月末には厚木基地への飛来が目撃されていた。

 黒岩祐治知事は「オスプレイを含め航空機の運用に関して全ての情報を公表できないことは理解するが、基地周辺に大きな影響を与えるような情報については適時、適切に情報提供することが重要であり、引き続き求めていく」とのコメントを発表した。(末崎毅)

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