【動画】横浜スタジアムで新型コロナ対策の実証実験=加藤諒撮影
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 大規模イベントの入場制限緩和に向け、観客を満席近くまで入れる実証実験が30日、東京五輪の会場にもなっている横浜スタジアム(横浜市)で始まった。五輪を念頭に最新の機器を使い、収容人数の8割をめざしたが、実際は5割程度。新型コロナウイルス対策の課題がどこまで浮かび上がるか、未知数な面もある。

 横浜DeNAベイスターズと阪神タイガースの3連戦の初戦。午後3時半、スタジアムの外では、開門を待つ人の姿があった。

 「『密』をさけるべく、早めに来ました」。30年来のファンという横浜市の会社員上野大輔さん(43)は「感染の不安はあるけど、しっかり対策をして楽しみたい」。検温と消毒を済ませて入場した。神奈川県平塚市の中村哲弥さん(34)は「正直まだ観客数を増やすのは早いんじゃないかという葛藤もあったけど楽しみが勝った」。

隣り合う席、時折歓声も

 午後5時過ぎ、入場ゲート前に十数人の「密」が生じた。接触確認アプリ「COCOA(ココア)」をスマホに入れていることを係員に示すと、500円分のクーポンがもらえるが、その作業に手間取る人々だ。「密にならないように」と職員が繰り返し呼びかけた。

 試合開始30分前。満席にはほど遠いが、内野席は青いユニホーム姿の観客で埋まり始めた。阪神ファンが陣取るレフト側の外野席も客が密集気味。職員が練り歩き、「大声での声援はお控え下さい」と呼びかけたり、マスク着用を求めたりしていた。

 この日から一塁側と三塁側をつなぐコンコースの往来が可能に。カレーの売店には40人近くが並んだ。「今日はいつもの倍近く感じる」と案内していたスタッフは話した。

お祭り騒ぎの阪神ファンだったが…

 午後6時、試合が始まった。三…

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