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 東北芸術工科大学(山形市)の学生が課外活動で、本物そっくりの芋煮オブジェを作った。学生らは30日、オブジェを山形県に寄贈。県庁入り口のロビーや県のイベントなどで展示される予定だという。

 オブジェは、東北について学ぶ課外活動「東北楽」に参加している同大企画構想学科の1、2年生計47人が制作。具材は樹脂粘土で形を作り、水彩絵の具やアクリル絵の具を使って色づけ。汁の質感は透明な樹脂で再現した。

 2年生13人が1年生だった昨年6月に制作を開始。新型コロナウイルスの影響で今年2月から中断していたが、今月に入って1年生34人も加わって仕上げた。完成したのは、直径約60センチの大鍋に入った芋煮二つと、小さな器に盛った芋煮一つの計3作品。

 30日に県庁で寄贈式があり、芋煮オブジェを受け取った高橋雅史・農林水産部長は「汁が透けて見えるのがリアル」と大絶賛。制作に携わった同科2年の北川沙椰さん(19)は「『本物かな?』と触ってもらいたい」と話していた。(鷲田智憲)