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 トルコ西部イズミル県沖のエーゲ海で10月30日に起きた地震で、トルコ政府は1日夕までに62人が死亡したと発表した。地震の犠牲者はギリシャ側と合わせて計64人に上る。トルコでは今も多くの人たちが倒壊した建物の下にいる。生存率が下がると言われる「発生後72時間」は2日午後。現場では夜通しの救出活動が続く。一方、高校生の男女2人が死亡したギリシャのサモス島でも、関係者が悲しみに暮れていた。

 トルコのオクタイ副大統領は1日、104人ががれきの下から救出されたと述べた。ただ一部の地元メディアは、180人が取り残されているとの情報を伝えた。900回近い余震が続くなか、6千人以上が救出活動にあたっている。

 アナトリア通信によると10月31日午後、地震発生から約23時間後に、母親のセヘル・ペリンチェッキさん(38)と子ども2人が完全に倒壊した集合住宅から救出された。現場に居合わせた男性(22)は朝日新聞の取材に「母親の夫が内部の構造を説明し、その後に8人くらいの救助隊が入っていった。救出の瞬間はその場にいた200人以上から拍手が起こった」と話した。

 救助チームの一人、ジェム・デハルさん(36)によると、最初にがれきの下からかすかな音が聞こえたのは31日早朝。午前10時ごろには、ノックするような音がはっきり聞こえた。木材を使って高さ80センチほどのトンネルを作り、隙間で生き延びていた3人を助け出した。

 被災者の生存率が著しく下がる…

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