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 サッカーJ1川崎のMF中村憲剛(40)が1日、クラブ公式のユーチューブチャンネルで会見に臨み、今季限りで現役を引退すると発表した。会見後には、取材にも応じた。35歳から引退を意識したと言い、「40歳で区切りをつけると考え、残り5年、一年一年頑張ろうと思ってやってきた」と話した。

 東京都小平市出身。2003年に中大からJ2だった川崎に加入した。卓越したパスで司令塔として牽引(けんいん)。川崎一筋18年で、J1、J2でクラブ史上最多の通算538試合に出場し、83得点を記録した。10月31日の試合でもゴールを決めるなど今季も活躍するが、「(戦力として)求められる選手のまま引退したかった」と語った。

 17年のチームのJ1リーグ初優勝、18年の2連覇、19年ルヴァン杯初制覇には主力として貢献。中村は一番の思い出を「やっぱり初優勝したとき。今でも忘れない」と振り返った。今季、首位に立つリーグ戦は残り9試合。「みんなとともにタイトルを取りたい。最後まで試合に出続けたい」と意欲を見せた。日本代表でも活躍し、10年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では16強入り。代表通算68試合出場6得点。

プレーだけでなく、人柄も魅了

 家族思いで、周囲を盛り上げ、とことんサッカーが好きな人。1日に今季限りでの引退を発表したJ1川崎の中村憲剛。プレーだけでなく、その人柄でも多くの人を魅了してきた。

 「一番正直(引退を)伝えるのがつらく、彼らには、妻と手紙を書きました。直接だと話せる自信がなかったので」。中村は3人の子供をもつ父親。妻とは5年ほど前から引退について話し合っていたが、子供たちには引退発表の約1週間前に手紙を渡した。中村は「彼らも日々(引退を)受け入れようとしてくれている」と話す。

 練習場が隣接するクラブハウスでは、中村が子供と手をつなぎ、歩いていることもあった。ときには練習後、「子供を迎えに行かなきゃいけない」と慌ててクラブハウスから出て行くことも。それでも取材の約束をしていたわけでもないのに、子供の迎えから再びクラブハウスに戻ってきて、律義に取材を受けていた。

 思えば、川崎の背番号14の周…

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