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 科学館と言えば静かな薄暗い中に展示が並ぶイメージだが、世界一小さい科学館を名乗る「理科ハウス」(神奈川県逗子市池子2丁目)は全く違う。見せるのは、物より考え方。展示を眺めてあれこれ考え、数時間があっという間。2階建ての小さな館内には「なぜ?」から始まる科学の魅力が詰まっている。

 例えば、入り口近くの顕微鏡は「5つの質問」という展示。「はい・いいえ」で答えられる質問5回で、見えているのは何かを推測させる。レンズをのぞくと中央に楕円(だえん)形が見え、その周辺には多くの細長いものが。この日の来館者4人は「生き物?」「いいえ」、「食べられる?」「いいえ」などと、考え考え質問をぶつけた。

 未知の物体の正体を知る質問をどう組み立てるか。対象を絞り込む過程は科学実験と同じ。学芸員の山浦安曇(あずみ)さん(61)は「ただ顕微鏡を見せても『ふーん』で終わってしまう。『知りたい』から始まるのが科学。それで、質問を引き出す展示を思いつきました」と話す。

ノーベル賞受賞者も大喜びで挑戦

 2008年の開館直後から続く…

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