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 京都市内の主なホテルに9月に泊まった日本人の延べ宿泊客数が、前年同月の約8割まで回復した。市観光協会が発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いてきたことや、「Go To トラベル」や4連休などが「追い風になった」と分析している。

 市内64ホテル(1万4921室)が調査に答えた。客室数ベースで、市内ホテルの約4割をカバーする。

 日本人の延べ宿泊客数は前年同月比23・9%減の20万3631人。ただ、最悪だった5月の同94・7%減から4カ月続けて改善した。一方、外国人の延べ宿泊客数は99・7%減の821人で、「ほぼゼロ」に近い状況が続いている。

 客室稼働率は33・0%。8月(22・8%)から10ポイント以上改善し、5カ月連続で前月を上回った。だが、前年同月と比べると、49・9ポイント低い。

 市観光協会の担当者は、10月以降の見通しについて「GoToトラベルの対象に東京発着が加わり、日本人客数はさらに回復が期待できる。だが引き続き外国人客は見込めず、多くの宿泊施設で厳しい状況が続く」と予想している。(佐藤秀男)