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 秋田県は1日、由利本荘保健所管内の保育施設で腸管出血性大腸菌O(オー)26の集団感染が起きたと発表した。同日までに園児19人と施設の職員2人、園児の家族2人の計23人の感染が確認された。現在はいずれも軽症か無症状という。

 県によると、10月27日に男児1人の感染が判明し、翌28日にも複数の園児が下痢などの症状を訴えた。このため検査範囲を広げ、1日までに園児71人と職員24人、園児の家族15人を検査し、計23人の陽性を確認した。保育施設は2日からしばらく休園し、検査を続ける。施設は給食も出しているが、これまでの調査で食材などから菌は検出されておらず、感染経路は不明。

 県の説明では、県内で10人以上が感染する事例は少なくとも10年以上ないという。感染予防のため、食品に触る前にせっけんで手を洗ったり、食肉を中心部まで十分に加熱したりするよう注意を呼びかけている。(野城千穂)