[PR]

 好きな言葉は「我慢」。その言葉を体現したような男に、ドラフト指名が舞い込んだ。阪神から4位指名され、2日に指名あいさつを受けた立命大の捕手・栄枝(さかえだ)裕貴。先輩捕手の陰に隠れ、最上級生になって正捕手をつかんだ苦労人は「肩が自分の武器。OBの古田さん(敦也、元ヤクルト)の盗塁阻止率を超えたい」と決意を語った。

 高知高時代は甲子園出場経験なし。立命大では下級生からベンチ入りを果たしたが、1学年上の大本拓海(ヤマハ)が正捕手にいたため、リーグ戦では主に途中出場だった。

 「やっぱりスタメンでは出られないのかな」と考え込むこともあったが、引退した先輩捕手から譲り受けたキャッチャーミットに「我慢」と刺繡(ししゅう)されているのを見て「捕手って、がまんやな」と腑(ふ)に落ちた。

 課題だった木製バットへの対応…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。