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分極社会

 米国の共和党が牙城(がじょう)としてきた、テキサス州で異変が起きている。大統領選は過去40年間にわたって共和党が勝ち続けてきたが、今回は民主党が接戦に持ち込んでいる。全米2位の人口を誇る巨大州の変化は、米政治の構図そのものも揺るがす。(テキサス州オースティン=江渕崇)

拡大する写真・図版テキサス州の大都市近郊の住宅地は、民主党のバイデン氏を支持する看板が目立つ=10月23日、オースティン、江渕崇撮影

 「二つの巨人が動いている」

 民主党系の団体「プログレス・テキサス」を率いる、エド・エスピノザさんはテキサス州で起きている変化の理由をこう語る。

 一つ目は、スペイン語圏出身のヒスパニック系有権者の増加だ。米国で生まれた移民の子供世代が成長し、毎年30万人が新たに選挙権を持つ。現在、テキサス州の人口の約40%がヒスパニックとなっている。

 もう一つの「巨人」は、カリフ…

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