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 2日の衆院予算委員会で、野党から最初の質問に立った立憲民主党の江田憲司氏は質問の冒頭、かつて自らを衆院選に立候補するよう誘った菅義偉首相に対し、「私が政界に身を置いているきっかけをつくっていただいたのも菅総理。いまは政敵。立場を異にするが、感慨深いものがある」と切り出した。その上で、「まさかこんな日が来ようとは。大変失礼ながら、想像もしなかったが、それは一番総理が、ご本人がお思いなんじゃないか」と問いかけた。

 議場からは笑いが起きたが、答弁に立った菅首相もすかさず「江田さんですから、私も『全集中の呼吸』で答弁させていただく」と、人気アニメ「鬼滅の刃(やいば)」のせりふを引用して応じた。

 続いて首相は、議場の首相席を指して「私がこの椅子に座るとは思っていなかった。逆だったんじゃないか。私はそういう思いで江田さんを自民党に勧誘した。これがこうして、このような立場になり、国会で論戦できるとは夢にも思っていなかった」と振り返った。