竹山栄太郎
東海3県でガスを供給する東邦ガス(名古屋市)が、お堅いインフラ企業らしからぬ奇抜なCMを流している。イルカとラッコのダンサーコンビが、フラメンコのリズムにのって「あなたのそばにいるから」とアピール。「CMを見た赤ちゃんが泣きやんだ」という声も上がる。ゆるいCMの裏には業界の厳しい競争環境があった。
CMは1月から名古屋の民放テレビ局で流れるほか、動画サイトのユーチューブでも公開されている。動画の再生回数は10月末時点で約190万回。同社のほかの動画と比べてもけた違いだ。
拡大する東邦ガスの「いるからっこ」のCM=同社提供
「とうほう!」という唐突なかけ声で、CMは始まる。首から上はイルカとラッコ、体は人間の姿をした謎のダンサーが並び立つ。「いるーからっこ いるーからっこ」「くらしのそばに とうほうガスが いるからーっこ」という歌詞の歌と、ギター、手拍子にあわせてキレのあるダンスを踊る。食卓を囲む家族の脇から、2人がにょきっと顔を出すシーンもある。
なぜ「イルカ」「ラッコ」なの…
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