第9回だったらなんでアメリカに…英語を話さない移民への不満

有料記事アメリカ大統領選2020

機動特派員・金成隆一

連載「トランプ王国 あれから4年」

前回のアメリカ大統領選ではトランプを熱心に支持した人もいれば、迷った末に投票した人もいた。あれから4年。かつてトランプに1票を投じた人に聞いてみた。今年も彼を支持するのですか? トランプ支持者の声から現代アメリカの姿に迫る連載の9回目です。

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 2017年2月にフロリダ州で開かれたトランプ集会で、私は、熱心な支持者の白人女性と知り合った。「自分も移民だからこそ、最近の移民に不満がある」と話した。「かつての移民」と「最近の移民」という分類を学んだ取材だった。

 オランダから1962年に22歳で移住したという元看護師のフィン・ケイシー。最も支持するトランプ政権の政策は、厳格な移民政策という。

 「私は合法的に、この国に来ました。アメリカの市民権を得るのに6年間も待ち、28歳になっていました。アメリカ人になるために、この国の歴史や仕組みを勉強しました。英語も猛勉強しました」

 そして、こう強調した。

 「市民権とは、銀の大皿に盛り付けられて(自然に)出てくるのではなく、努力して手にするものです。心からアメリカ人になることを欲し、その代わりに出身国のことは忘れなければいけません」「市民権取得の宣誓式で、私は係官に言われたんです。『あなたはオランダ系アメリカ人になるのではない。アメリカ人になるのです』と。美しく、感動的な瞬間でしたし、それから私はアメリカ人として働き、納税し、生きてきました」

 ここから「最近の移民」への不満に話題が変わった。

 「ところが、最近の移民は…

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