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 ヤクルトのドラフト1位新人の奥川恭伸投手が3日、初めて1軍に合流した。石川・星稜高のエースとして、昨夏の全国選手権で準優勝して以来となる甲子園で、試合前練習に参加した。「練習に入る前から緊張していた」というが、リラックスした表情でランニングやキャッチボールをこなした。

 奥川は1日の日本ハムとのイースタン・リーグの最終戦に先発。5回無安打無失点と好投し、2軍ながら初勝利をつかんだ。「特別なことはできない。この1年間しっかりファームでやってきたことを1軍のマウンドでも表現できるように、落ち着いてやれたらいいなと思う」と話した。

 1軍合流の舞台はくしくも甲子園。「高校の時とは球場への入り方も、ロッカーや食事も違って、プロ野球なんだなと思った」と1年前との立場の違いも実感した様子。「2軍とは練習も動きも違うので、少し戸惑いもある」と話しながらも、きびきびとした動きを見せていた。

 キャッチボールをしているときに、高津監督から「しっかり経験を積んで頑張れ」と声をかけられた。甲子園での阪神との3連戦で登板予定はなく、10日の広島戦(神宮)で1軍戦初先発の予定だ。