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 新型コロナウイルスの影響で、貸し切りバス業界の苦境が続いている。9月までに100社超が廃止・休止となり、5社が経営破綻(はたん)した。国の観光支援策「Go To トラベル」の後押しもあり観光需要は戻りつつあるが、合宿や修学旅行などの団体旅行の利用は戻っていない。そんな中、オンラインを使った新しいバスツアーも登場した。

 「このままいくと春まで持つかどうか」。東京都足立区の観光バス会社「新日本観光自動車」の佐久間洋行社長はつぶやく。

 同社には大型11台など計14台のバスがあるが、4月からほぼ稼働が止まったまま。保険料や税金など維持費を抑えようと大型6台のナンバープレートを外し、雇用調整助成金の支給を受けるため運転手を交代で休ませている。持続化給付金や、金融機関からの融資も受ける。

 コミュニティーバスの運行収入はあるが、利用者は減り、利益は出ていない。旅行会社のツアーは少しずつ出始めたが、まだ声はかからない。毎月1千万円以上支出が上回っている状況が続く。「団体旅行以外にはなかなか大型バスは使いづらい。利用が戻るまでは耐えるしかない」

 貸し切りバスが低調なのは、集…

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